何を入れたかは、化粧品の大切な情報です。でも、会社の姿勢は成分表だけでは見えません。売るために何を言わないか。何をしないと決めたか。そこにも、作り手の考えは表れます。
正直に作ることは、きれいごとではありません。私は、化粧品メーカーが身につけるべき技術だと考えています。
年齢を、欠点として扱わない
50代になると、髪や肌に変化を感じることがあります。ただ、その変化を「このままでは大変」と大きく見せれば、商品は売りやすくなるかもしれません。
私たちは、その売り方を選びません。年齢は、直さなければならない欠点ではないからです。
昔の自分へ戻るためではなく、今の自分を健やかに整える。家族や仕事に使ってきた時間も抱えたまま、今日からまた始める。女神の前髪が応援したいのは、そういう選択です。
認められた範囲を越えて言わない
女神の前髪 薬用スパエッセンス No.8-HINOKIは、医薬部外品の薬用育毛剤です。承認された効能効果の範囲があります。
その範囲を越えて、変化を言い切る、若返る、これだけで解決するといった言い方はしません。医療資格者が商品の効果を約束したような見せ方や、根拠のない最大級表現も使いません。
言葉を弱くしているのではありません。事実より大きくしない。それだけです。
分からないことを、埋めない
商品を作っていると、まだ分からないことに出会います。そんなとき、「一般的には」「きっと」と言葉を足せば、文章は完成したように見えます。
でも、分からないことは分からないまま残す。必要なら調べる。調べても確認できなければ書かない。ここまでは制度上の事実、ここからは私たちの考え、と分ける。
空白を怖がらないことも、正直さの技術です。
間違えない会社ではなく、間違いを隠さない会社へ
人もAIも間違えます。「私たちは正直です」と宣言するだけで、間違いがなくなるわけではありません。
だから、公開前に機械で確認する。出典へ戻る。判断が割れたら止める。公開後も見直す。間違いが分かったら直し、次に同じことが起きにくい仕組みへ変える。
正直な会社とは、間違えない会社ではなく、都合の悪い間違いも扱える会社だと思っています。
商品より先に、姿勢を見てほしい
この記事を読んだから、女神の前髪を買ってほしい。それだけを目的にはしていません。
成分、効能効果、使い方、内容量。確認できる事実を見て、自分に合うかを考えてください。選ばないという判断も含めて、読む人の手元に残したいと思っています。
今の自分を整えるために、何を選ぶか。その時間を急かさないこと。そこから、Pinelmaのものづくりを始めます。
まとめ
- 年齢を不安材料や、直すべき欠点として扱わない。
- 承認範囲を越えた効能、根拠のない最大級表現、効き目の約束に見える表現を使わない。
- 制度上の事実、科学的な知見、会社の考えを分けて書く。
- 間違いを見つけたら直し、同じことが起きにくい工程へ変える。
本記事は株式会社Pinelmaの開発・表示に対する方針を説明したものです。商品について表示できる効能効果は、承認された範囲に限られます。
